ANTSHOPへ始めて入店されると、器のデザインの斬新さに驚かれ、「使いこなす事は無理だ〜」と、あきらめてしまう方がたまにいます。でも、ANTSHOPファンならそんな事ないよ〜と、よ〜くわかっている。この前もお客さまが友人に「一度使ってみてよ〜、絶対気に入るから〜」と、猛烈に友人を説得しているシーンを店内で目撃しました。
器遊びってそんなに難しい事は無いんですよ。ただ、自分の好き嫌いがよーく解ってないとダメかもしれません。大事な物は押し入りにしまい込んで、中途半端に好きな物とか、景品でもらった好きでもない物ばかり使っていると感性が鈍ると私は思う。これは器に限らず全てに当てはまるのですが、好きでも嫌いでも無いような、どうでもいい物はさっさとリサイクルショップへ出したり、処分し、自分にとって本当に大好きな物と日々暮して欲しい。
上の写真は私の何でも無い食卓の一コマです。
赤い漆のお椀は20代の頃、もの凄く頑張って買った(夫と一個づつ折半して買った)輪島塗の作家物です。サラダ二種が入っているのはANTSHOPのブルータトゥーのカナペ皿。作っている最中欠けてしまって売り物にならないので削って使っています。炒め物が入っているお椀は大好きな沖縄のやむちん(焼物)。ご飯茶碗はANTSHOPのブラッシュ・マーク・キャラット・ゴールドで6/7年は使っているかなぁ。小さな青い器はベトナムのレックスホテルの器で20年前に買った物。
様々なバックグラウンド、様々な価格帯の器達ですが、私にとって一つ一つ思い出深い。私は毎日そう言うもので食事を楽しむ事が日々の活力になります。
こちらは、一見カジュアルに見えるドゥードルのケーキ皿にお惣菜を盛り付けてみた。お椀はいつもので、ご飯茶碗は大好きなブルータトゥー。ブルータトゥーとドゥードルって濃い物同士でぶつかりそうだけど、大丈夫でしょ?それにしても、残り物をちょっとづつ盛り付けただけなのに、なんだかワクワクするランチになった。
ANTSHOPはショップメンテナンスとして今日までお休みしていましたが、明日から営業開始。ご迷惑をおかけ致しました。